こちらはフィンランドの蚤の市で見つけましたARABIA社の kilta(キルタ)シリーズのプレートです。
ロゴが消えておりますが、TEEMAシリーズの前身 KILTA シリーズのイエローで14.5cmとなります。
食事シーンでは取り皿として、またティータイムでデザートプレートとして幅広くお楽しみいただけます。
KILTA は KILTA GLAZE という釉薬が特徴で、現行にはない淡く優しい色合いが魅力です。
動画でもご紹介しております(再生すると音声が出ます)
*こちらの商品の説明は7分25秒付近から
*赤いシークバーを動かすと途中から再生します
[コンディションについて]
一部に釉薬ムラによる小さな盛り上がり(8枚目写真)や青い極小のドット、また小さなキズも見られますが、目立つキズやダメージはなく、コンディションは良好です。
ビンテージのため現行商品より手作り感や温かさ、また陶器そのものの味わいが感じられる一品です。
| 商品状態 | USED |
| 商品名 | プレート |
| メーカー | ARABIA |
| シリーズ名 | kilta(キルタ) |
| デザイナー | Kaj Franck(カイ・フランク) |
| 原産国 | フィンランド |
| 製造年代 | 1948 - 1981年 |
| サイズ(cm) | 直径約14cm |
| 配送について | 宅急便 |
【KiltaとTEEMAについて】
*kiltaはシンプルなデザインに加えカラフルなカラー展開。
そして、使い道や組み合わせを選ばない「自由」な食器として、北欧フィンランドをはじめ世界中で愛されてきた食器です。
その流れは、1981年から TEEMA シリーズに受け継がれ、カラーチェンジやマイナーチェンジが繰り返され、現在でも人気のシリーズとなっています。
一見 kilta と TEEMA は同じように見えますが、kilta には「 Kilta Glaze 」と呼ばれているふわりと発色する独特の釉薬が使用されています。
そのため、フチやコーナーは磁器の白色が浮き上がり、全体的に淡い風合に仕上げられています。
特にイエローにその差がはっきりと見られるでしょうか。
一方 TEEMA はビビットなカラー仕上げとなります。
【製造時期について】
ARABIAロゴのバックスタンプがkiltaシリーズになります。
1981年以降はTEEMAシリーズになり、バックスタンプにもTEEMAのロゴが入ります。
iittlaのロゴがあるものは、アラビア社がイッタラ社に統合されたあとの2001年以降から現在までの作品となります。