こちらはフィンランドの蚤の市で見つけましたARABIA社の kilta(キルタ)シリーズのプレートです。
現在のTEEMAシリーズの原型となるモデルで、1981年までつくられたフィンランドでもなかなか出会えない希少なビンテージです。
現行のTEEMAシリーズ14cmと同じサイズで、和食器とも好相性で、デザート用の他に取り皿としても使い勝手のいいプレートです。
動画でもご紹介しております(再生すると音声が出ます)
*こちらの商品の説明は8分25秒付近から
*赤いシークバーを動かすと途中から再生します
[コンディションについて]
カラーはホワイトとなりますが、つくられた時代により多少色合いが異なります。(6枚目写真)
ビンテージのため、部分的に着色や表面に擦りキズ、また釉薬の塗りムラなどが見られますが(7,8枚目写真)、欠けやダメージはなく、コンディションは良好です。
この時代のkiltaシリーズは、バックスタンプがはっきりと残っているものが少ないため、約40年の経年を考えますと良好なコンディションかと思います。
商品状態 | USED |
商品名 | プレート |
メーカー | ARABIA |
シリーズ名 | kilta(キルタ) |
デザイナー | Kaj Franck(カイ・フランク) |
原産国 | フィンランド |
製造年代 | 1971-1981年 |
サイズ(cm) | 直径約14cm |
配送について | 宅急便 |
【KiltaとTEEMAについて】
*kiltaはシンプルなデザインに加えカラフルなカラー展開。
そして、使い道や組み合わせを選ばない「自由」な食器として、北欧フィンランドをはじめ世界中で愛されてきた食器です。
その流れは、1981年から TEEMA シリーズに受け継がれ、カラーチェンジやマイナーチェンジが繰り返され、現在でも人気のシリーズとなっています。
一見 kilta と TEEMA は同じように見えますが、kilta には「 Kilta Glaze 」と呼ばれているふわりと発色する独特の釉薬が使用されています。
そのため、フチやコーナーは磁器の白色が浮き上がり、全体的に淡い風合に仕上げられています。
特にイエローにその差がはっきりと見られるでしょうか。
一方 TEEMA はビビットなカラー仕上げとなります。
【製造時期について】
ARABIAロゴのバックスタンプがkiltaシリーズになります。
1981年以降はTEEMAシリーズになり、バックスタンプにもTEEMAのロゴが入ります。
iittlaのロゴがあるものは、アラビア社がイッタラ社に統合されたあとの2001年以降から現在までの作品となります。