こちらはフィンランドの蚤の市で見つけましたARABIA社の kilta(キルタ)シリーズのプレートです。
1971年から1975年にかけて製造された TEEMAの前身となるモデルでビンテージになります。
TEEMAシリーズのネイビーより淡い色目でカラーはダークブルーとなります。
大変珍しく、当店初めての販売となります。
白や藍色の和食器と好相性で、取り皿としてお楽しみいただけます。
動画でもご紹介しております(再生すると音声が出ます)
*こちらの商品の説明は8分25秒付近から
*赤いシークバーを動かすとそのポイントから再生します
[コンディションについて]
古い時代のビンテージになりますため、使用による細かいキズ、擦れがあります。
また他の3枚にくらべて釉薬ムラも見られますが(3枚目写真)、欠けやダメージはなく、コンディションは良好です。
*製造品質が低かった時代のため、リムの高さに差はありますが、当時の品質基準は満たしていたようです。
この時代のkiltaシリーズは、バックスタンプがはっきりと残っているものが少ないため、約45年の経年を考えますと良好なコンディションかと思います。
*バックスタンプの種類から1971-1975年頃の作品になります。
商品状態 | USED |
商品名 | プレート |
メーカー | ARABIA |
シリーズ名 | kilta(キルタ) |
デザイナー | Kaj Franck(カイ・フランク) |
原産国 | フィンランド |
製造年代 | 1971-1975年 |
サイズ(cm) | 直径約13cm |
配送について | 宅急便 |
【KiltaとTEEMAについて】
*kiltaはシンプルなデザインに加えカラフルなカラー展開。
そして、使い道や組み合わせを選ばない「自由」な食器として、北欧フィンランドをはじめ世界中で愛されてきた食器です。
その流れは、1981年から TEEMA シリーズに受け継がれ、カラーチェンジやマイナーチェンジが繰り返され、現在でも人気のシリーズとなっています。
一見 kilta と TEEMA は同じように見えますが、kilta には「 Kilta Glaze 」と呼ばれているふわりと発色する独特の釉薬が使用されています。
そのため、フチやコーナーは磁器の白色が浮き上がり、全体的に淡い風合に仕上げられています。
特にイエローにその差がはっきりと見られるでしょうか。
一方 TEEMA はビビットなカラー仕上げとなります。
【製造時期について】
ARABIAロゴのバックスタンプがkiltaシリーズになります。
1981年以降はTEEMAシリーズになり、バックスタンプにもTEEMAのロゴが入ります。
iittlaのロゴがあるものは、アラビア社がイッタラ社に統合されたあとの2001年以降から現在までの作品となります。